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yamamotosinyaの日記

仕事を離れて、ライフスライスな記憶として………

アドビCS2の騒動に思う

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アドビがクリエイティブ・スイート2(CS2)を実質的にフリーダウンロード化したという情報を目にしたとき、実際に7年前ですが、CS2を十云万円で購入した自分としては、心中穏やかでなかったのは事実。

 

ただ、モノが古いし(それでいて現役で使える、とは思っています。実際、自分の業務的にはいまだにCS2で無問題)、いまどきのOSに入れるには工夫が必要みたいだし、そしてアクティベーションサーバを閉じるようなので、こうした措置で事実上、若いユーザーにCSを使う機会を増やすのは、まあ悪いことではないだろうな、とも思っていたわけです。建前としては正規ユーザーへのサポートでありつつ、クリエイターを目指すひとがCSを体験する機会として少々のDLは目をつぶるつもりなのかもしれないという印象がありました。

 

CS2 または旧バージョン製品、Acrobat 7 で「アクティベーションサーバーは使用できません」のメッセージについて

http://helpx.adobe.com/jp/x-productkb/policy-pricing/cq12200137.html

 

 

ただ、こうした情報も「無料だ、無料だ」とネットで騒いだことで、正規ライセンスユーザーへのサービスであることをアピールしなければいけない状況になったのは、アドビの中のひとも残念なのかもしれないな、と思う部分もあるわけです。公には認めないにしても、勝手にDLしたユーザーがCS体験をするというのは、市場を拡げるという意味でのマーケティングとして有効だったでしょうし。

 

そして、結果として話題になったことで、アドビとしては『正規ライセンスを所有されているお客様を対象』という公式見解を追加する必要に迫られ、またそれでも黙ってDLして使うクリエイターは権利意識が低いということになってしまいました。

 

コンプライアンスを重視する現代からすると、時代錯誤的かもしれませんが、「あなたに”あげて”しまうと譲渡になってお互いに面倒だから、そこに捨てておくから勝手に拾えばいいんじゃないの」的な先輩から後輩への心づかいを贈与だ譲渡だと言い立てることはないんじゃないの? という印象もあり。まあ、権利的にいうと、今回の件は善意の譲渡とは異なるものではありますが。

 

しかしながら、いちユーザーとしては7年前のアプリケーションを、こうして対応して貰えるのはありがたい限り。最近、ようやくWindows 7 を導入して、画像処理やデザインアプリをどうするか悩んでいただけに、CS2をもうちょっと引っ張れそうなのは助かります。最新版を購入しろという話もありますが、デザインや画像処理でお代をいただけるような立場でも仕事でもないので(汗)