yamamotosinyaの日記

仕事を離れて、ライフスライスな記憶として………

ゴーストライティングの判断基準は曖昧

ゴーストライティングという言葉がニュースを騒がせているようですが、その基準というのは非常に曖昧なのだろうな、と思うばかり。

 

このUstreamでも小声でボソボソ話してみたのですが、たとえば絵画で一部をお弟子さんが描いたら問題視されるでしょうが、漫画であれば背景をアシスタントが描くことはむしろ当たり前と思われるでしょう。

 

芸術性が高いというか、市場が芸術性へのピュア度を求めるジャンルにおいては、ゴーストライティングの閾値が低く、ちょっと手伝っただけでも反発を呼び、まして大半を別の人物が行なったとなれば怒りに変わるのでしょう。一方で、芸術性のニーズが低いカテゴリでは多少のアシストは問題視されないのかもしれません。

 

もちろん、100%単独で製作しているかどうか、という基準を設ければ曖昧な基準ではなくなりますが、そうなると前述した漫画のようなシステムで作られているものは一部がゴーストライティングという判断にもなります。でも、それは不自然な判断になるでしょうし。

 

作曲にしたって、Aさんの鼻歌をBさんが譜面におこしたときに、もとの作曲はどちらが行なったかといえば、Aさんの関わりが大きいでしょう。一方で、全部で5分、間奏は1分間の曲というテーマをAさんがBさんに伝えて生まれたものはBさんの作品とするのが適切といえるでしょう。

 

今回のニュースとは別の話ですが、清書的に作品を整えた人や組織が著作者になるというのは違和感なのであります。その考え方を発展させると、最終的に校正をした編集者が著作者となり兼ねません。それで得をするのは出版社という面もありますけれど……。


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